【出世・年収UPへの道】出世する為に必要なこと その②『発言すること』
出世を目指す人の為に、出世する為に必要なスキルや在り方は数えきれない程あります。
そこに完全な正解はありませんが、自分なりのやり方や答えを信じて実践し、継続することが1番重要だと私は思います。
ここでは、最低限必要な『出世する為に必要な心得』をピックアップしていきます。
2、発言すること
これは簡単なようで簡単ではありません。
人と関わる仕事であれば、必ず発言する機会はあるもの。
しかし、ここでいう『発言』とはただの会話のことではありません。
自分が思ったこと、自分なりの考えを発言若しくは、発信するということ。
間違っていてもいいのです。
確固たる理由と裏付けがあって発言することは、その人アウトプットと見なされます。
それが例え結果的に間違っていたとしても、勇気をもって発言したことに対して直接評価に繋がると思っても過言ではありません。
正しいことを正しいと言う勇気
時に自分の発言をためらってしまうことがあります。
自分なりに考えて正しいと思っていても、もしかしたら『間違っているかも』『論点がズレているのかも』なんて…
そんなネガティブ思考になった瞬間に人は発言をためらってしまいます。
一方で中には"ことなかれ主義"なんて人もいます。
これは発言力のある人やある程度立場を持っている人の言うことを聞いていればいいやと思っているの同じことです。
これでは、受け身の仕事をしているだけ。
はっきり言って、こんな仕事をしている人を上司は求めていません。
上司が求めているのは、相手が誰であれ正しいと思ったことを正しいとはっきり言うことです。
これは、もの言いや口答えとは違います。
自分の仕事を楽にする為、相手に嫌な思いをさせるような文句を言う等はもってのほか。
組織全体を鑑みて正しいと思ったことを発言するのです。
相手の立場に立って、皆のことを思っての発言なら、間違っていたとしても受け入れられるでしょう。
しかし、これが難しい・・・。
発言に勇気を持つ為の準備については後述しますが、もうひとつ大事なことがあります。
それがこれ、
言うべき時に言うこと
発言には必ず言うべきタイミングというものがあります。
例えば、他部署含めた会議でその場で整合された決定事項を、後からやっぱりこうしよう!と出席者全員にメールすれば、あなたの心象や信頼は落ちるでしょう。
時にそれが必要な場合もありますが、その場合は『一度課内(又は部内)に持ち帰って検討します』等、会議中に言っておくのがベストでしょう。
一般社員の立場では、尚更その場で判断することは出来ず、周りの人もそれを理解しているはずなので、当然の事として受け止めます。
但し、期限が迫っているなどその場で判断が必要な場合もあります。
その時は事前に上司の了解を得ておくこと、若しく権限のある上司にも事前にアポを取り出席してもらうようにしましょう。
言うべき時に『発言』をしないと後から自分が苦しむこと、又は周りに迷惑を掛けてしまいかねないことを意識して、会議に臨むことです。
発言したことに責任を持つこと
もうひとつ、大事なことを忘れてはなりません。
発言したからには責任を持つことです。
自分が発言して他人に何かお願いをしたのなら、最後まで責任を持つこと。
難題に直面したのであれば、必ずフォローを入れるのが鉄則です。
これをしないと、ただの"言うだけで何もしないヤツ"という不名誉なレッテルを貼られてしまいます。
こうなってしまうとあなたの発言に2度と誰も耳を貸さなくなることを肝に銘じる必要があります。
次で最後です。
発言する為に必要な準備
発言には、勇気が必要です。
でも、これは誰だってそうなんです。
いわゆる"発言力のある人"でも、発言に責任が生じるのでそれなりのプレッシャーを感じています。
では、どうすれば堂々と自分の意見を言い放たてるのでしょうか。
その一つは、確固たる裏付けです。
この裏付けは発言することに自信をもたらします。
ただどうしてもこの裏付けを得るには、知識、経験値が大きくものを言います。
だから、入社年数が短い人程発言を控えてしまう傾向にあるんですね。
でも、知識や経験年数が浅いからって発言を萎縮する必要なんてありません。
発言に自信を持つ方法は他に探せばいいのです。
例えば・・・
・事前に課題になりそう案件を察知しておいて、上司に聞いて知見を得ておく。
・会議の事前に、出席者の1人と意見交換しておく。
俗に"ネゴを取っておく"と言います。
特に重要なのは2つ目の出席者の1人とネゴを取ることです。
事前に一部の出席者と話が通っていれは、会議中にあなたが発言したとしてもフォローを入れてくれることもありますし、その人が事前に独自調査をしてくれる場合だってあります。
そうなれば、こっちのもんです。
入社年数が浅く、発言に影響力がまだ無い内は賛同者を事前に増やしておくこと、上司などの後ろ盾を立てておくことが必勝のカギとなります。
最後に、やはり大事なのは普段から知識を吸収しようとする心構え、アンテナを張り巡らせることが1番の近道と思います。