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3歳の息子と銭湯デビュー

3歳になる息子と近所のスーパー銭湯に行った時の話です。

ようやくトイレを覚えた息子の銭湯デビューです。


よく家のお風呂の中でおしっこをしてしまい緊急脱出を余儀なくされた息子でしたが、

お風呂前のトイレを癖つけて、トイレでおしっこがちゃんと出来たら好きなシールのご褒美という、いわゆるトイトレという名の大人の階段を1つ登った証でもある銭湯デビューです。

私としても嬉しい限りです。
我が家のイクメン大使として、思いっきり公園で遊ばせた後、ベタベタになった汗を流しに近所のスーパー銭湯へ。


スーパー銭湯の玄関に入り最初にお目見えするのは靴箱のロッカー。



ふと、私が幼き頃に父親に連れられて銭湯に来たことを思い出しました。

銭湯に来たら必ずやる事がありました。
今も昔も靴箱ロッカーは100円玉返却式。


100円玉の取り忘れが多いのです。



・・・多いらしいのです。



当時、小学生だった私は靴箱ロッカーをウロウロ、キョロキョロ、ジロジロ。



見つけた100円玉をゲッ 〇!



・・・らしいのです。






※日本の法律には詳しくありませんが、
おそらく犯罪です。NGです。

番台さんに届けて、ご褒美として100円玉をゲット!しましょう。

懐かしい思い出に浸っていると、悪魔のささやきが、聞こえてくるので困ります。





"ユー、やっちゃいなよ"





息子と自分の靴を1つの靴箱に入れ、100円玉を投入し、カギをかけました。


この1連の動作に卓越した技術が隠されていることに、誰も気付かなかったことでしょう。
それどころか、誰がどう見たって超自然過ぎると感服する程の自然さ。

凡人が私を見れば
『あぁ、何て自然なんだ。』と口をこぼし、或いは動画をインスタにUPされてしまうかもしれません。


幼き頃から銭湯の靴箱ロッカーの置き忘れ100円玉を探すことだけに、人生をかけて来た私にとってこんな所業は朝メシ前。

自然さを装うだけが、私の技術ではありません。
徐々に私の顔にある2つ眼は左右に広がっていき、

10代の頃には左右の視界範囲が250°を超え

20代に入ると、330°まで到達しました。

ピーク時には、後頭部に第3の眼が開眼。

私に見つけられない100円玉はありません。


さて、冗談はこれくらいにして券売機で入浴券売機を買いました。

大人500円。 3歳以下無料。

思考回路が小人200円 の券があれ ば間違いなく買っているところでした。

さぁ、ようやく入場です。
息子が華やかな銭湯デビューを飾ります。


続きます。
もう少しだけ、お付き合いください。